イタリアのスーパーレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、ローマで共闘した中田英寿氏のエピソードを明かしている。

　11月10日にDAZNで配信された『22YEARS』で、来日したトッティ氏は久々に再会した中田氏と対談。昔話に花を咲かせた。

　そんなローマのバンディエーラが「ナカタは別世界を生きていた」と表現したのは、そのストイックぶりだ。

「トリゴリア（練習場）でも１時間とか１時間半前に来てジムでトレーニングをしていたよ。マシンで腹筋なんかも鍛えて準備万全だった。文化もメンタリティも我々とは違っていた。でもこういった選手はチームに必要だ」

【動画】スクデットを手繰り寄せる衝撃の一撃！ 中田英寿がユベントス戦で決めた伝説のミドル弾

　アッズーリの元10番は、「試合で出られないから練習していると思われるけど、そうじゃない。試合で出る力はあるんだ。文化やメンタリティが他の選手とは違うからだ。それはナカタにとって幸運なことだ」と続けている。

　20年前のイタリアでは、チーム練習の他に個人でフィジカルを鍛えるという習慣は稀だったのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「衝撃的だった」中田英寿が"驚愕したチームメイト"を回想！「彼ほどボールを蹴るのが上手い選手を見たことがない」