「考えたくもない」現地で過熱する久保建英のマドリー復帰報道。西メディアが報じた本人の“姿勢”は?「ソシエダでプレーを続けない場合は...」

2023年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最も話題になっている選手のひとり」

マドリーの再獲得が取り沙汰されている久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ここまで公式戦5ゴール・3アシストと今シーズンも結果を残している久保建英には、複数のビッグクラブからの関心が取り沙汰されている。

 その"本命"とも囁かれているのが、2019年夏から昨夏までの3年間、契約を結んでいたレアル・マドリーだ。

 マドリーの専門メディア『Defensa Central』は11月10日、クラブの補強に関する記事を掲載。「最も話題になっている選手のひとりは、レアル・ソシエダで今シーズン輝いているタケ・クボだが。彼はここ数日騒がれていることをよく分かっている」と伝えている。

「この日本人選手は、レアル・マドリーが彼の権利(ソシエダを退団した場合の移籍金)の50%を持っているという事実のおかげで、(契約解除金6000万ユーロの半分の)3000万ユーロで彼を首都に連れ戻すことができると知っている。そのため、タケ・クボはレアル・ソシエダでのプレーを続けない場合、次のステップはサンティアゴ・ベルナベウに戻ることになるのは明らかだ」

【動画】スペイン紙も絶賛!3人に囲まれながら、先制点の起点となった久保のパス
 同メディアは「もちろん、現時点では彼はそれが実現可能であるとは考えておらず、イマノル・アルグアシル率いるチームとともに目標を達成することに集中しているため、気を散らされないように、(移籍については)考えたくもない」と続けている。

「実際、彼は代理人にこのことを伝えており、集中力を失ってパフォーマンスを落としてシーズン後半に不利になる可能性があるので、当面は来シーズンについては何も知りたくないという」

 いまはとにかく周囲の雑音を消し、ソシエダでのプレーに集中しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ワールドクラス」久保建英に贈った敵将シャビの賛辞は"リップサービス"だったのか? 内田篤人の主張「記者が聞いてるんだよね? 俺が言いたいのは...」

次ページ【動画】3人を無力化した久保のパスが先制点の起点に

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事