「久保は信じられず、腹を立てた」ノーレッドにPKなし...ソシエダが憤慨した判定が物議!「大強盗」「バルサは明らかに恩恵を受けていた」

2023年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クボはスペインサッカーの現実を認識し始めた」

バルサ戦の判定に久保も不満を持っていたようだ。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 久保建英を擁するレアル・ソシエダは11月4日のラ・リーガ第12節で、王者バルセロナとホームで対戦。主導権を握りながら、終了間際にロナルド・アラウホにヘッド弾を叩き込まれ、0-1で敗れている。

 その決勝点を挙げたアラウホの危険なタックルがお咎めなしとなったり、ミケル・オジャルサバルがペナルティエリア内で倒れたシーンでPKをもらえなったりと、ソシエダ側からすると、試合内容と共に判定にも不満が残る試合となった。

 かつてカンテラ(下部組織)に所属した古巣を相手に躍動し、持ち前の打開力で何度のチャンスを作り出した久保も、ジャッジには納得がいかなかったようだ。

 バルサのライバルであるレアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「バルセロナはいつものように明らかに恩恵を受けた。クボはレアレ・アレナで何が起こったのか信じられず、主審に非常に腹を立てて試合を終えた」と伝えている。

【動画】久保も不満?現地メディアが「明らかなPK」と批判したシーン
 同メディアは、「決勝点の得点者であるアラウホを退場にしなかったが、重要なのは彼がイエローカードさえもらわなかったことだ。これは現実的ではない。さらに、それだけでは十分ではなかったかのように、アルベローラ・ロハス主審はオジャルサバルに対して明確なPKを宣告しなかった」と主張。バルサ贔屓の判定を痛烈に皮肉っている。

「バルセロナはスペインのフィールドを自由に闊歩しており、審判の助けが依然として日常的だ」 

「レアレ・アレナでは新たな『大強盗』が起こった。ペナルティとレッドカードが見逃され、クレイジーだ。チーム内で最高の選手の一人だったクボは、スペインサッカーの現実を認識し始めた」

 いずれにしても、ソシエダにとっては、何ともスッキリしない試合となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人は怒っていた」久保建英、バルサの俊英に苛立ちか。現地メディアが指摘した理由は?「試合終了後も収まらず...」
 

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