ベリンガムはチェルシー入りの可能性もあった? ランパード元監督が痛恨の失敗を明かす「私は必死だったが…」

2023年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

バーミンガム→ドルトムント→レアル・マドリー

飛び鳥を落とす勢いのベリンガム。(C)Getty Images

 イングランド代表のレジェンド、フランク・ランパードが、レアル・マドリーでゴール量産中のジュード・ベリンガムに関する秘話を披露した。英メディア『talkSPORT』が11月6日付けで伝えている。

 現在20歳のベリンガムは、地元のバーミンガムでプロキャリアをスタートさせ、2020年夏にドルトムントへ。そこでも確かなパフォーマンスを披露すると、今夏に1億300万ユーロ(約154億円)もの移籍金で、世界屈指の名門マドリー入りを果たした。

 イングランド代表の選手にしては珍しく、異国でキャリアを積み、声価を高めているが、少し事情が違えば、母国内でステップしていたかもしれない。
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 ランパードがチェルシーの監督時代に、当時バーミンガムで大ブレイクしていたベリンガムの獲得を上層部に打診するも、拒否された事実を明かした。

「私がチェルシーで監督をしていた時、ジュード・ベリンガムを獲得しようと必死だった。しかし、上の人々を理解させられなかったよ。周りは『その年齢で2000万ポンドを払うなんて...』という考えだった」

 もし、ランパードのアドバイスに耳を傾け、若き才能の獲得レースに参戦していたら――。現在の市場価値と手の付けようのない活躍を見れば、逃した魚はあまりにも大きかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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