現地時間11月６日、アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムは、プレミアリーグ第11節でチェルシーと対戦。開始６分でデヤン・クルセフスキが幸先良く先制点を挙げるも、その後の２人の退場が響き、1－４で手痛い逆転負けを喫した。

　この一戦は前半だけで両軍合わせて４度も幻のゴールが生まれ、退場シーンを含め、幾度となくVARチェックが行なわれた。トータルで21分ものアディショナルタイムが取られたなか、ポステコグルー監督は英公共放送『BBC』のインタビューで、こう振り返った。

「かなり色々な出来事があった。度々VARが介入し、分析するのが難しい試合だが、選手たちを誇りに思う。彼らは最後まで、何かを生み出そうとしていた。これ以上の力は出せなかった。このゲームの一部は、意志、努力、決意であり、選手たちはそれを示してくれた」
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　具体的に「VARによる判定とそれにかかる時間」について問われると、「私はそれが好きではない」と自身の立場を明らかにしたうえで、その理由を次のように説明した。

「すべての判定が科学的にチェックされ、何が起こっているかを理解するために、毎試合で長い時間、座り続ける羽目になる。まあ、私は保守派の人間だ。レフェリーの判断の善し悪しは尊重するよ」

　判定が目立つ試合になってしまったとはいえ、指揮官は、数的不利でもまったく諦めずに戦い続けた選手たちを高く評価しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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