「自分のとこでタメを作りながら、意図する形でチャンスを」
パリ五輪での活躍も期待されている山本。(C)STVV
パリ五輪を目ざすU-22日本代表のMF山本理仁がシント=トロイデン(STVV)で少しずつ株を上げている。ベルギーリーグ第11節のモレンベーク戦では、終了間際に日本代表DF橋岡大樹のヘディングゴールで劇的な勝利をあげたのだが、前半に停滞していたチームに確かなリズムをもたらしたのが山本だった。
この日、スタメンで起用された伊藤涼太郎は前半、惜しいシュートがあったり、ダイレクトパスでチャンスにつながるプレーをみせたりと流れを作り出すためにいろいろチャレンジしていたものの、いい形でボールをもらえる機会が少なかったり、不用意なミスでピンチにつながりそうなシーンがあったのも事実だ。
後半開始からその伊藤と交代でピッチに立った山本はタイミングよくスペースに顔を出してボールを引き出し、そのことで攻撃に流れを生み出していった。相手がプレスをかけたところでボールを奪えずに、少しずつ守備位置を下げざるを得ない状況を作り出していく。
「前半の流れがあんまり良くなかったんで、自分のところでうまくテンポを作って、チームにいい潤滑を与えてあげられればいいかなと思って入りました。実際にうまく相手を横に揺さぶれたなと思う。あと前半は決定機とか作れてなかったんで、後半は自分のとこでタメを作りながら、自分らの意図する形でチャンスを作れたらいいなと思ってたし、それができたのかなと思います」
山本が落ち着いた口調で振り返ったように、STVVは後半相手陣内で起点を作り出すシーンが増え、少しずつペナルティーエリア内へと侵入できる機会を増やしていった。
この日、スタメンで起用された伊藤涼太郎は前半、惜しいシュートがあったり、ダイレクトパスでチャンスにつながるプレーをみせたりと流れを作り出すためにいろいろチャレンジしていたものの、いい形でボールをもらえる機会が少なかったり、不用意なミスでピンチにつながりそうなシーンがあったのも事実だ。
後半開始からその伊藤と交代でピッチに立った山本はタイミングよくスペースに顔を出してボールを引き出し、そのことで攻撃に流れを生み出していった。相手がプレスをかけたところでボールを奪えずに、少しずつ守備位置を下げざるを得ない状況を作り出していく。
「前半の流れがあんまり良くなかったんで、自分のところでうまくテンポを作って、チームにいい潤滑を与えてあげられればいいかなと思って入りました。実際にうまく相手を横に揺さぶれたなと思う。あと前半は決定機とか作れてなかったんで、後半は自分のとこでタメを作りながら、自分らの意図する形でチャンスを作れたらいいなと思ってたし、それができたのかなと思います」
山本が落ち着いた口調で振り返ったように、STVVは後半相手陣内で起点を作り出すシーンが増え、少しずつペナルティーエリア内へと侵入できる機会を増やしていった。
「前半はカウンターでしかチャンスが作れてなかった。(相手を)押し込んだ中でサイドを使って、背後に走ってとか、そういう自分たちが相手を動かしてっていうのが少なかった。そういった意味で後半は後ろから相手をずらしてずらして、いないところをつくっていうのが自分たちの良さだと思うし。そういった攻撃をしたいなと思ってました」
その言葉通り、山本が味方のビルドアップ時に相手ボランチの横だったり、後ろへタイミングよく入り込むことでパスを引き出し、そうした動きが相手プレスの狙いを外し、味方の動き出しを引き出すことへとつながっていった。
「そうですね、その辺りは監督からもサイドに出たり、真ん中の2列目の間のところで受けてっていう話はされてたんで、やっぱり意識していました。うまく出し手と自分の関係で(パスが)入ってきたなっていうのはあります」
【動画】STVV橋岡大樹がヘッドで劇的決勝弾!
その言葉通り、山本が味方のビルドアップ時に相手ボランチの横だったり、後ろへタイミングよく入り込むことでパスを引き出し、そうした動きが相手プレスの狙いを外し、味方の動き出しを引き出すことへとつながっていった。
「そうですね、その辺りは監督からもサイドに出たり、真ん中の2列目の間のところで受けてっていう話はされてたんで、やっぱり意識していました。うまく出し手と自分の関係で(パスが)入ってきたなっていうのはあります」
【動画】STVV橋岡大樹がヘッドで劇的決勝弾!