「ネガティブな点だけではない」
ここまで満足な出場機会が得られていない鎌田。(C)Getty Images
ラツィオは11月3日のセリエA第10節で、ラツィオはボローニャに敵地で0-1と敗れた。
マウリツィオ・サッリ監督はここ数試合で中盤の先発メンバーを固定してきた。大黒柱ルイス・アルベルトに新戦力のマテオ・ゲンドゥジとニコロ・ロベッラを組ませるかたちだ。開幕から4試合連続でスタメンに名を連ねた鎌田大地は、ベンチスタートが定着しつつある。
チームが一定の結果を出し始めていたことで、この中盤トリオとサッリの選択を評価する声もあった。だが、公式戦ここ3試合で2敗を喫したことで、再び不穏な空気が漂うようになっている。
昨季までのラツィオ中盤と大きく違うのが、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの存在であることは言うまでもない。そして、彼が退団した穴を埋めることはできていないとの見方が一般的だ。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』は11月4日、「退団したときから不可避の疑問だった。ミリンコビッチ=サビッチの移籍は、ラツィオにどれだけ響き、今後響いていくのかということだ」と報じた。
「サポーターが遅かれ早かれ移籍することを覚悟していたとはいえ、彼の退団は大きな穴を残した。中盤において彼の不在は目に見え、何よりもそれが感じられる。カマダとゲンドゥジは素晴らしい補強だった。ラツィオの投資が正しかったことはピッチが証明するだろう。だが、つい最近までミリンコビッチ=サビッチが与えていたことをラツィオに与えることはどちらにもできない」
【動画】王者ナポリから左足で鮮烈弾!鎌田大地の移籍後初ゴール
マウリツィオ・サッリ監督はここ数試合で中盤の先発メンバーを固定してきた。大黒柱ルイス・アルベルトに新戦力のマテオ・ゲンドゥジとニコロ・ロベッラを組ませるかたちだ。開幕から4試合連続でスタメンに名を連ねた鎌田大地は、ベンチスタートが定着しつつある。
チームが一定の結果を出し始めていたことで、この中盤トリオとサッリの選択を評価する声もあった。だが、公式戦ここ3試合で2敗を喫したことで、再び不穏な空気が漂うようになっている。
昨季までのラツィオ中盤と大きく違うのが、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの存在であることは言うまでもない。そして、彼が退団した穴を埋めることはできていないとの見方が一般的だ。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』は11月4日、「退団したときから不可避の疑問だった。ミリンコビッチ=サビッチの移籍は、ラツィオにどれだけ響き、今後響いていくのかということだ」と報じた。
「サポーターが遅かれ早かれ移籍することを覚悟していたとはいえ、彼の退団は大きな穴を残した。中盤において彼の不在は目に見え、何よりもそれが感じられる。カマダとゲンドゥジは素晴らしい補強だった。ラツィオの投資が正しかったことはピッチが証明するだろう。だが、つい最近までミリンコビッチ=サビッチが与えていたことをラツィオに与えることはどちらにもできない」
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そのうえで、同メディアは「ミリンコビッチ=サビッチの特徴と、新戦力2人の特徴から、それを期待するのも、それを求めるのも、間違いだ。サッリも試合後に認めている」と続けた。
「だが、ネガティブな点だけではない。サッリは『つなぎなど、ほかの点では、我々は昨季よりよくやっている』とも述べた。確かに、監督はラツィオがいかにミリンコビッチ=サビッチ不在を感じているかを自覚している。ただ同時に、それが過去であることも分かっているのだ」
ミリンコビッチ=サビッチというリーグを代表していた選手が抜けた痛手の大きさは、誰もが想定していたことだった。だが、サッリはそれを悔やむのではなく、新たな中盤のベストチョイスを見いださなければならない。そこに鎌田が含まれることはあるのか。今後の采配が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「強さ、速さ、ポゼッション... いい選手だなぁ」内田篤人が感嘆した日本代表戦士は?「チームにいて欲しい存在なんじゃないですかね」
「だが、ネガティブな点だけではない。サッリは『つなぎなど、ほかの点では、我々は昨季よりよくやっている』とも述べた。確かに、監督はラツィオがいかにミリンコビッチ=サビッチ不在を感じているかを自覚している。ただ同時に、それが過去であることも分かっているのだ」
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