11月４日に開催されたルヴァンカップ決勝で、アビスパ福岡は浦和レッズと国立競技場で対戦。２－１で接戦を制し、悲願の初タイトルを獲得した。

　福岡は開始５分で前寛之が先制点を挙げると、45＋４分に再び紺野和也のアシストから、宮大樹が追加点を奪取。後半に入って59分に山岸祐也がPKを失敗した後、明本考浩に１点を返されるも、身体を張った守備で同点弾は許さなかった。
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　タイムアップの笛が鳴り、思わず涙を流したキャプテンの奈良竜樹は試合後、力強くこう語った。

「仲間に恵まれて、サポーターの皆さんに恵まれて、こうやってみんなで喜べる瞬間を味わえるのは本当に、ここまで頑張ってきて良かったなと思います。本当に上手でもなくて、華麗でもなかったけど、全員が身体を張って、最後の最後まで身体を張って戦って、本当にアビスパらしい、最後まで戦いができて、優勝できて嬉しいです」

　長谷部茂利監督が率いるアビスパが、チーム一丸でついに歓喜の瞬間を迎えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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