「3人の大物がターゲット」怪我人続出のチェルシーが冬に獲得を狙う新戦力候補は?

2023年11月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

現在プレミアリーグで11位に沈むチェルシー

怪我人が続出した影響もあり、苦悩のシーズンを送るポチェティーノ監督。(C)Getty Images

 昨シーズンの爆買いに続き、今夏も約4億ポンド(約720億円)と莫大な資金を投下したにもかかわらず、現在プレミアリーグで11位と苦しんでいるのがチェルシーだ。

 リース・ジェームズやベン・チルウェル、ウェスレイ・フォファナ、新加入のクリストファー・ヌクンクら多くの主力が長期離脱を強いられ、今夏に就任したマウリシオ・ポチェティーノ監督は、毎試合のように選手のやり繰りに頭を悩ませている。

 そんな状況もあり、現地では1月の移籍市場でチェルシーが新戦力獲得に動く可能性について論じられているが、現地のブックメーカー『SkyBet』は3人の大物選手を新戦力候補に挙げている。

 まずはナイジェリア代表FWのヴィクター・オシメーン(ナポリ)だ。今シーズンもチェルシーは10試合で13ゴール(リーグ10位)と得点力不足に喘ぎ、新ストライカー獲得の優先事項は高い。同ブックメーカーによると現在のオッズは9倍に設定され、噂されるアーセナルやサウジリーグ行きを抑えて本命に挙げられている。

 昨シーズンのセリエA得点王であるオシメーンは、今シーズンも8戦6発と結果を残し、獲得には1億ポンド(約180億円)程度の移籍金が必要になりそうだが、現在の経営陣であれば大枚を叩く可能性は十分に考えられる。

 
 2人目はマンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョだ。イングランド代表FWは、エリク・テン・ハーフ監督との確執により、現在トップチームから追放処分を受けているため、冬に新天地を求める可能性は低くない。

 ユベントスやバルセロナ、ドルトムントあたりも注視しているようだが、オッズは4倍とかなり低めに設定されていてこちらも本命視されている。ポテンシャルに間違いはなく、獲得に動いたとしてもなんらおかしくないだろう。

 最後に挙げられているのがダビド・デ・ヘア。今夏に12シーズン過ごしたマンチェスター・Uを去り、いまだ無所属の32歳のスペイン人GKだ。こちらはオッズが17倍に設定され、これまでの2人に比べると現実味は薄いが、守護神のロベルト・サンチェスが不安定なパフォーマンスを続けている現状を考えると、フリーで経験豊富なデ・ヘアを獲得するという選択肢は悪くないだろう。

 いずれにせよ、1月の移籍市場でもチェルシーが再び主役を演じる可能性は非常に高そうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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