「信じられない」井手口陽介の驚異的な走行距離に英紙注目!「旗手らセルティックのレギュラー陣も上回る」

2023年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「来季に関してはまだ分からない」

井手口の走行距離に英紙も注目した。写真:梅月智史

 アビスパ福岡の井手口陽介が直近の試合で記録した数字に、保有権を持つセルティックの地元スコットランドのメディアが注目した。

 英紙『The Scottish Sun』は10月30日、井手口がここ4試合で福岡トップとなる走行距離を記録し、29日の横浜F・マリノス戦では13キロを超えたと報道。カラム・マグレガーやマット・オライリー、旗手怜央といったセルティック中盤のレギュラー陣を上回る数字と伝えている。

 同紙は「信じられないような距離で、セルティックのチームメイトたちをも倒すかのようだ」と報じた。

「スコティッシュ・プレミアシップの選手別の走行距離は公表されていないが、チャンピオンズリーグではスタッツを見ることができる。マグレガーは3試合で平均12.03キロ、オライリーは11.48キロだ。ハタテは出場147分で16.7キロと、90分あたりでは10.9キロになる」

 だがもちろん、豊富な運動量だけがセルティックでの出場機会につながるわけではない。

【動画】井手口が猛プレスからゴールの起点に
 同紙は「イデグチがセルティックの仲間たちに並ぶだけのスタミナを持つのは明らかだ。だが先日、彼はセルティックでトップチームの居場所を競うチャンスは得られないかもしれないと認めている」と報道。レンタル移籍中の井手口本人が、去就についてはまだ分からないと話したことを伝えた。

「何があるか、ここに残るかどうか、来季に関してはまだ分からない。今はあまり先を見過ぎても仕方がない。だから、ここにいる間はチームのために自分にできるすべてを尽くしたい」

 デビュー早々にケガで戦列離脱を余儀なくされ、以降はほとんどチャンスを得ることなく、日本に戻った井手口。福岡でも加入早々に負傷したが、復帰してからはフル出場を続けている。

 福岡は11月4日にルヴァンカップ決勝で浦和レッズと対戦。井手口は勝利の美酒を味わえるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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