10月31日、今季のルヴァンカップのニューヒーロー賞が発表され、決勝に進出している浦和の17歳のMF早川隼平が受賞した。

　今季２種登録され、８月にプロ契約を結んだ浦和アカデミー出身の技巧派は、今大会の３節・川崎戦でプロデビューすると、４節の湘南戦でゴールを決め、準決勝・第２戦の横浜戦ではPKを獲得するなど、チームの決勝進出に貢献した。

　ルヴァンカップとしては７試合・１得点の成績を残し、同賞に輝いた。


【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開！

早川は「可能性はあるかなと頭にありましたが、ビックリしたのが一番でした。家族にはずっと話すのを忘れていたので、昨日、たまたまあって伝えました。（酒井）宏樹くんはキャプテンとして、お菓子全部もらうねと言っていました」と会場を笑わせた。

　トップ下など２列目でのプレーをメインとし、相手のライン間でボールを受け、守備網をこじ開けるプレーが光る早川だが「どこが評価されたかは、自分は飛び抜けているところはないと思っているので、総合的な評価をしていただいたのかなと思います」と語った。

　これまで日本代表に名を連ねる選手たちが手にしてきた同賞。

「より一層責任を感じます」と話す早川は、初タイトルを目指す福岡との決勝に向けても「絶対に取るしかないと思います」と決意を口にした。

取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）

「神様が大原に訪れた」李忠成がルヴァン杯決勝を控える古巣浦和に！"16年MVP"の来訪に「おかえり！」「めちゃくちゃ縁起いい」など反響

「継承と革新」FC東京が新クラブエンブレムを発表！３種類のラインに込められた思いとは？

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介！