小川航基、佐野航大が所属するオランダ１部のNECが10月27日、新戦力の加入を発表した。元U-23日本代表のファン・ウェルメスケルケン際を獲得。契約は2024年７月１日までとなっている。

　今年５月にカンブールを退団していた際は、今週初めにNECでトライアルを受け、数回のトレーニングセッションを経て、ロジェ・マイヤー監督とテクニカルディレクターのカルロス・アルバースに、そのパフォーマンスが認められた。

　アルバースTDは「ここ数日、サイは我々の選抜チームとともにトレーニングを行ない、現時点では彼が我々を助けてくれると確信している」と期待を寄せる。「彼はオランダのサッカーにも精通している。すでにAZ戦（29日）に出場する資格を得ていることを嬉しく思う」と喜んだ。
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　オランダ人の父と日本人の母を持つ29歳DFは、オランダで10シーズン、プレーしてきた。ドルトレヒトでキャリアをスタートさせ、カンブール、ズウォーレと渡り歩き、同国で200試合以上の出場経験がある。

「オランダは私の国」と語る際。新天地でどんな活躍を見せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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