マドリーは“退団説”の超逸材ムシアラより久保建英の獲得を優先と現地報道!「ぺレス会長はクボを呼び戻したい」

2023年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「遅かれ早かれ退団の扉が開かれる可能性」

マドリーはムシアラ(右)よりも久保(左)の獲得を優先したいようだ。(C)Getty Images

 ここまでラ・リーガで5ゴール・2アシストと躍動している久保建英には、古巣のレアル・マドリーからの関心報道が後を絶たない。

 そんななか、スペインメディア『E-NOTICIES』は10月27日、「ジャマル・ムシアラはバイエルンを離れる可能性があり、レアル・マドリーはすでに何をすべきか明確な考えを持っている」と報じた。

 記事によれば、弱冠20歳にしてドイツ王者バイエルンの中心を担う超逸材ムシアラは、今シーズンは精彩を欠き、「トーマス・トゥヘル監督との疑わしい関係により、遅かれ早かれ退団の扉が開かれる可能性がある」という。

 だが、マドリーが獲得に動く可能性は薄いようだ。同メディアは「この状況を考慮して、数シーズンに渡ってジャマル・ムシアラを追ってきたフロレンティーノ・ペレス会長は、すでに決断を下している。しかし、それはレアル・マドリーのファンが期待しているものではなく、いくつかの理由からこの才能豊かな司令塔の夏の加入を除外しているようだ」と伝えている。

「レアル・マドリーの会長は、クラブには他の優先事項があると考えており、すべてがムシアラの獲得には向かないことを示している。彼の市場価値は約1億1000万ユーロで、契約更新しないことを決めたにもかかわらず、ドイツのチームは7000万~8000万ユーロ未満で彼を退団させることはないだろう」

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『E-NOTICIES』は「経済的な側面に加えて、ペレス会長には別の計画があることが判明した。この夏、キリアン・エムバペのために全力を尽くす時が来たと考えている。PSGの10番がフリーとなるため、マドリーはこの機会を無駄にしてはいけない」と報道。こう続けている。

「それに加えて、フロレンティーノはレアル・ソシエダでタケフサ・クボのパフォーマンスにも満足しており、彼を呼び戻したいと考えている。サイド(アタッカー)の穴は言うまでもなく、他の契約をする前にカバーする必要がある」

 記事は最後にこう締め括っている。

「(バイエルンの)42番と同じポジションであるジュード・ベリンガムが加わったため、フロレンティーノ・ペレスは彼の契約を除外せざるを得なくなった。ムシアラはドイツでのプレーを続けることを望んでいないが、レアル・マドリーは少なくともこの夏、おかしなことをするつもりはない」

 ベリンガムの活躍もあり、マドリーはムシアラよりもエムバペと久保の獲得を優先したいと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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