「エンドウがいかに相手の攻撃を止められるか」出番の少ない遠藤航をリバプールOBは評価!「疑いはない。うまくやれるようになる」

2023年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まだプレミアリーグのペースをつかむには早い」

直近のエバートンとのダービーでも出場機会が与えられなかった遠藤。(C)Getty Images

 現状は、加入時の懐疑的な見方を払拭できたとは言えない。だが、OBはいずれ遠藤航が存在感を発揮できるようになるとの見解を示した。

 遠藤は夏の移籍市場終盤にリバプールに加入した。世界的には決して知名度が高くなく、30歳という年齢で一定額の移籍金を要し、さらには相次いで有望な若手の獲得に失敗した直後だったこともあって、リバプールの人選に首をかしげたファンや識者も少なくない。

 移籍直後に出場機会を手にし、加入2戦目で先発デビューも飾ったが、その後のプレミアリーグでは終盤からの投入や出場機会なし。ヨーロッパリーグでは2試合続けてスタメンに名を連ねたが、思うようにインパクトを残せていない状況だ。

 それでも、『THE BOOT ROOM』によると、OBのジャーメイン・ペナントは『The Mirror』で「エンドウがいかに相手の攻撃を止められるかは知ってのとおりだ」と話した。

「彼に必要なのは、足下を固めることだけさ。まだプレミアリーグのペースをつかむには早い。でも、疑いはないよ。6番としてプレーするときはうまくやれるようになるだろう」

【動画】リバプール遠藤航が移籍後初アシスト!
 しかし、THE BOOT ROOMは「エンドウがリバプールで輝くのは見たいが、どこから彼の機会が訪れるかは分からない」と懐疑的だ。

「失礼ながら、彼は最大級のビッグネームではない。そしてユルゲン・クロップ監督はこれまで多くのチャンスを与えていないのだ。もちろん、これから負傷者が出てくれば、すべてが変わるかもしれない。だが、これまで見てきたことに基づけば、エンドウがリバプールでステップアップし、大きな違いをつくるようになるのを見るのは難しい」

 そのうえで、同メディアは「ペナントの予想が正しいことを願おう。リバプールにはもっと中盤で層の厚さが必要だからだ」と締めくくった。

 世界的名門だけに、重圧は計り知れない。その中で日本代表主将は存在感を出していけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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