アーセナルのミケル・アルテタ監督が、現地時間10月24日に敵地で戦うチャンピオンズリーグのグループステージ第３節、セビージャ戦を前に会見に出席。注目を集めるGKの定位置争いについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

　開幕当初は、昨シーズンの全試合に出場したアーロン・ラムズデールが引き続き正守護神を担っていたが、プレミアリーグ第５節からは新加入のダビド・ラジャがゴールを守るように。ただ、直近のチェルシー戦（２－２）では、微妙なポジショニングでミハイロ・ムドリクに得点を許したほか、失点には繫がらなかったものの、まずいミスも散見された。

　それだけに、記者から「ラジャがスポットライトを浴びて苦しんでいるのでは？」と振られると、指揮官は「そんなことは、まったくない」と断言。GKに限らず、チェルシー戦では後半からオレクサンドル・ジンチェンコに代わり、冨安健洋が務めた左SBなども議論の対象だと語った。
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「選手ごと、ポジションごとに考えるべき事柄だ。左サイドバックや守備的ミッドフィルダーはどうなっているのか。ジョルジーニョにはもう質問しただろうし、ガブリエル・ジェズスだってそうだ。また別の疑問がある。それが議論であり、このゲームの美点でもある。選択肢が多ければ、議論がより頻繁に行なわれるようになる」

　アルテタ監督はかねてより、GK併用の考えを明かしているが、セビージャ戦ではどちらがゴールを守るのか。また、先発待望論のある冨安の起用法は。ロンドン・ダービーから中２日、スペイン決戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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