バルセロナは10月22日、ホームでアスレティック・ビルバオと対戦（ラ・リーガ10節）し、１－０で勝利した。この試合で決勝点を挙げ、ヒーローとなったのが17歳のマルク・ギウだ。

　現在バルセロナの下部組織に所属し、スペインＵ－17代表にも名を連ねる俊英は、０－０で迎えた79分に途中出場してトップチームデビュー。すると投入から約30秒後だった。ジョアン・フェリックスのスルーパスに抜け出したギウは、飛び出してきたスペイン代表正GKウナイ・シモンの牙城を破り、右足でゴールへと流し込んでみせた。
 

　この１点を守りきり、バルサは難敵アスレティック相手に勝点３を獲得。値千金のゴールで一躍ヒーローとなったギウはマン・オブ・ザ・マッチに選出され、試合球にサインを書いている様子をラ・リーガ公式インスタグラムがアップした。

【動画】バルサの新星マルク・ギウが見せた「初々しい」姿

　デビュー戦でヒーローとなったギウにとっては当然初めての仕事。サインを書く場所が分からず、隣にいたスタッフから教えてもらっている様子が分かる。この投稿に「初々しくていいね」「バルサにはたくさんの若い才能がいる」「スターになりそうな予感」「次のゴールデンボーイは彼だ」といった声が上がった。

　バルサは10月25日にチャンピオンズリーグのシャフタール・ドネツク戦、そして28日には、ラ・リーガで首位に立つレアル・マドリーとの"エル・クラシコ"を迎える。彗星のごとく現われた"ニュースター"は、大一番でも活躍できるか。
 

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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