今季もエース古橋亨梧が活躍の裏で…先発&ゴール0の韓国代表FWに母国メディアが着目「フルハシと競うと予想されたが…」

2023年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「幸いプレー内容は悪くない」

セルティックで共に戦う古橋(右)とオ・ヒョンギュ(左)。(C)Getty Images

 今季もセルティックの古橋亨梧が絶好調だ。ここまでリーグ2位の5ゴールを挙げ、チャンピオンズリーグでも初ゴールをマーク。日本人初の欧州主要リーグ得点王となった昨季に続き、絶対エースとして眩い輝きを放っている。

 その一方で、出場機会が限定されているのが、オ・ヒョンギュである。古橋のバックアッパーに甘んじ、今季の全公式戦を通じて先発はゼロ。得点もまだ生まれていない。

 苦境にあえぐなか、母国韓国の『スポーツ東亜』は「2年目のジンクスか。オ・ヒョンギュの厳しい先発争い」と題した記事を掲載。古橋との戦いで劣勢を強いられ、「容易ではないシーズン」と綴っている。

「オ・ヒョンギュは昨冬に水原三星を離れ、スコットランドの超名門セルティックでヨーロッパでの第一歩を踏み出した。すると、フィジカルと決定力を武器にデビューシーズンにリーグとカップ戦を合わせて7ゴールを決め、スコットランドの舞台に定着。成功的なデビューイヤーを過ごし、オは新シーズンに高い期待をかけた。

 同じポジションのライバル、フルハシがリーグ得点王を獲得し、今シーズンも着実に出場する可能性が高かったとはいえ、得点力さえ続けばフルハシと競争し、出場時間を分け合うと予想された。しかし、まだ思ったほど多くの出場時間を得られていない。ブレンダン・ロジャーズ監督はフルハシを主力として起用しており、オに先発の機会を与えていない」
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 ただ、同メディアは「幸いプレー内容は悪くない。22日のハーツ戦でヤン・ヒョンジュンと共に72分に投入されたオは、枠内シュート2本を記録し、猛烈な攻撃力を見せた。サッカー統計専門サイト『Sofascore』は6.6点を与え、順当な評価を下した」とも説明。それだけに「今、結果で証明しなければならない」と発破をかけた。

「セルティックはリーグ戦だけでなく、スコティッシュカップやチャンピオンズリーグも並行して戦うため、ローテーションが避けられない。したがって、オにチャンスは確実に存在する。チャンスをきちんと活かせば、2年目のジンクスは杞憂に終わるだろう」

 2年目、3年目のジンクスを打ち破り、スコットランドで確固たる地位を築く日本代表FWに続き、韓国代表FWはゴールで自分の価値を証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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