「“レッド・サムライ”となった」鮮烈2発で劇的逆転勝利に貢献した田中碧、デュッセルドルフ指揮官が賛辞!「しばしば批判の的になっていたが…」

2023年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

3点のビハインドをひっくり返す

今季初ゴールを含む2ゴールの活躍を見せた田中。(C)Getty Images

 現地時間10月21日に開催されたブンデスリーガ2部の第10節で、デュッセルドルフはホームでカイザースラウテルンと対戦。3点ビハインドをひっくり返して、4-3の大逆転勝利を収めた。

 この一戦で2ゴールを奪う活躍を見せたのが、デュッセルドルフの日本代表MF田中碧だ。36分にこぼれ球を押し込んで追撃弾となる今季初ゴールを奪うと、3-3の同点となって迎えた63分には、ペナルティエリア手前の中央から右足を一閃。強烈なミドルを叩き込んで、決勝点を決めてみせた。

 森保ジャパンでは、9月のドイツ代表戦(4-1)、10月のカナダ代表戦(4-1)の2試合で計3ゴールを奪う活躍を見せている一方で、今季のデュッセルドルフでのパフォーマンスの低さが批判されていた田中。ドイツ紙『Kicker』によると、デュッセルドルフのダニエル・ティウネ監督は、そんな25歳のMFに日本代表の愛称である"サムライブルー"になぞらえて、クラブカラーにちなんだ言葉で賛辞を贈っている。
【動画】2点目は圧巻ミドル!田中碧の衝撃2ゴール
「フォルトゥナでは日本代表と同じような活躍ができないとして、しばしば批判の的になっていたが、今日の彼は "レッド・サムライ"となった。もし、このような試合で我々が巻き返せるとしたら、ここ数種間、散々叩かれ続けてきた彼しかいなかった。私は彼の活躍に大きな喜びを感じている」

 チームは次節、27日にブラウンシュバイクと敵地で激突。田中の2戦連発に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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