指揮官が賛辞を贈った。

　現地10月21日に開催されたプレミアリーグの第９節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、チェルシーと敵地で対戦。２点のリードを許す苦しい展開となるも、77分にデクラン・ライス、84分にレアンドロ・トロサールがネットを揺らし、２－２のドローに持ち込んだ。

　日本代表戦帰りの冨安は、オレクサンドル・ジンチェンコに代わって後半頭から途中出場。左SBながら、攻撃時は中央にポジションを取り、攻撃にも貢献した。

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　その日本代表DFを称えたのが、アーセナルのミケル・アルテタ監督だ。英公共放送『BBC』によれば、「ジンチェンコに（11分に受けた）イエローカードという大きな問題があり、彼らは彼を標的にしていたが、今日のサブメンバーの貢献はまた素晴らしいものだった」と話し、こう続けている。

「彼（冨安）は本当によくやった。トミには右も左もあまり関係ない。それが彼の最高の特長の一つだ。彼は多才で、彼のような選手がいるのは嬉しい」

　代表ではCB、クラブではSB。ポジションが変わってもこの24歳のパフォーマンスはハイレベルだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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