77分ライス!84分トロサール!アーセナル、終盤2発でチェルシーと2-2ドロー。冨安健洋は後半から出場、惜しいシュートも

2023年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

インターセプトから一気に同点に持ち込む

同点弾を奪ったトロサール(19番)。(C)Gett Images

 現地時間10月21日に開催されたプレミアリーグ第9節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、チェルシーと敵地スタンフォード・ブリッジで対戦した。

 前節のマンチェスター・シティ戦(1-0)で、途中出場から決勝点を演出し、先日の日本代表2試合でも存在感を発揮した冨安は、リーグ戦2か月ぶりの先発が期待されたが、ベンチスタートとなった。

 伝統のロンドン・ダービーらしく、立ち上がりから白熱の展開が続くなか、アーセナルは15分に相手FWムドリクのヘディングシュートがサリバの手に当たってしまい、PKを献上。パーマーに守護神ラジャの逆をつくキックで決められ、チェルシーにいきなり先制を許す。

 26分にはホワイトのクロスからガブリエウ・ジェズスがシュートを放つが、39歳の鉄人CBチアゴ・シウバに阻まれる。
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 0-1で折り返すと、後半の頭からジンチェンコを下げ、冨安を送り込む。だが、48分に追加点を献上。自陣右サイドからムドリクに送り込まれたクロスが、必死に伸ばしたラジャの手の上を越え、そのままゴールに吸い込まれた。

 56分にはCKの流れから冨安がシュートを放つも、ブロックに遭い、枠を外れる。日本代表DFは60分にもFKに打点の高いヘッドで合わせるが、クロスバーの上を越える。

 それでも77分、相手GKサンチェスのパスを敵陣ゴール前でインターセプトしたライスが、がら空きのゴールにダイレクトで叩き込み、1点を返す。

 この反撃弾で勢いに乗ると、84分にサカのクロスに大外で反応した途中出場のトロサールが、同点ゴールをゲット。土壇場で振り出しに戻す。

 その後はオープンな展開となるなか、冨安も高いポジションでプレスをかけるなど、必死に逆転を目ざす。しかし、7分のアディショナルタイムを含めて、勝ち越し点までは奪えず。2-2で長い笛が吹かれ、勝点1を分け合う結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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