「トライは嬉しいこと」
海外でプレーする選手について話してくれた池田監督。写真:滝川敏之
先の女子ワールドカップを終えて、なでしこジャパンのメンバーである宮澤ひなたがマンチェスター・ユナイテッドへ、植木理子がウェストハムへ新天地を求めるなど、海外組が増えた。一昔前の男子日本代表のような流れに、女子サッカーもなってきた印象がある。この現状を、なでしこジャパンの池田太監督はどう捉えているのか。
【動画】池田監督インタビュー(中編)
「(新たな場所に身を置いて)自分を成長させようと挑戦する姿は素晴らしいと思います。それが海外でなくても、WEリーグでもいいですし。いずれにしても、強いなでしこジャパンを作るために選手たちがそうした行動をしてくれるのは本当に素晴らしいです」
より多くの観客の前でプレーしたい。プロなら誰でも願うことで、その意味で女子サッカーが盛んなヨーロッパのクラブに選手たちが目を向けるのは至って自然な現象であると、池田監督は言う。
「もともと文化的にサッカー、スポーツが根付いていて、より良い環境で、多くの観客の前でプレーしたいと思うのが、選手の素直な反応かもしれません」
【動画】池田監督インタビュー(中編)
「(新たな場所に身を置いて)自分を成長させようと挑戦する姿は素晴らしいと思います。それが海外でなくても、WEリーグでもいいですし。いずれにしても、強いなでしこジャパンを作るために選手たちがそうした行動をしてくれるのは本当に素晴らしいです」
より多くの観客の前でプレーしたい。プロなら誰でも願うことで、その意味で女子サッカーが盛んなヨーロッパのクラブに選手たちが目を向けるのは至って自然な現象であると、池田監督は言う。
「もともと文化的にサッカー、スポーツが根付いていて、より良い環境で、多くの観客の前でプレーしたいと思うのが、選手の素直な反応かもしれません」
パリ五輪アジア2次予選に臨むなでしこジャパンのメンバーを見ても、いわゆる欧州組は複数いる。具体的に挙げれば、熊谷紗希、南萌華(ともにローマ)、清水梨紗、林穂之香、植木理子(いずれもウェストハム)、長谷川唯(マンチェスター・シティ)、長野風花(リバプール)、宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)であり、海外という括りでは杉田妃和(ポートランド・ソーンズ/アメリカ)、遠藤純(エンジェル・シティ)が加わって計10人。招集メンバーの半数近くを占めているだけに、池田監督にはこんな悩みもある。
「もちろん、代表活動の中でいろんなスケジュール、コンディションを考えないといけません」
とはいえ、「トライは嬉しいことです」というのが池田監督の本音だ。どこでプレーしようとも、自分と向き合って成長を遂げるために何をすべきか、そういう挑戦をするスタンスそのものを指揮官は評価しているのだろう。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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「もちろん、代表活動の中でいろんなスケジュール、コンディションを考えないといけません」
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