冨安健洋が所属するアーセナルは10月21日に開催されるプレミアリーグの第９節で、チェルシーとアウェーで対戦する。

　このロンドン・ダービーを前にアーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』は、「ミケル・アルテタはチェルシーの脅威に対抗するために、アーセナルの2000万ポンドの『戦士』を解き放つ必要がある」と見出しを打った記事を掲載。冨安のスタメン起用を提唱した。

「アーセナルを率いるミケル・アルテタは、チェルシー戦でトミヤスの先発を真剣に検討する必要がある。ブルーズがもたらす脅威の性質を考慮すると、スタンフォード・ブリッジでのアーセナルの先発メンバーにトミヤスがいるべきだ」

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　記事は「タケヒロの最大の強みはその多才さだ。彼はこれまで右SBやCBとしてプレーしてきたが、今シーズンはこれまでのところ左SBでの起用が好調に見える。ミケル・アルテタはチェルシー戦でオレクサンドル・ジンチェンコの代わりに日本のエースを左サイドで先発させるのを真剣に検討すべきだろう」と主張。こう続けている。

「マウリシオ・ポチェティーノ監督のチームを過小評価すべきではない。チェルシーは昨シーズンのほとんどの期間で調子が良くなかったが、依然として、特にサイドに多くのタレントがある。ラヒーム・スターリング、ミハイロ・ムドリク、ノニ・マドゥエケのような選手たちは皆、ガナーズにダメージを与える能力を持っている。これらの脅威が存在するため、アルテタはスタンフォード・ブリッジに向かう際に最終ラインのサイドを可能な限り堅固にする必要がある」

『ARSENAL INSIDER』は「ジンチェンコのボールの質はともかく、相手がボールを持って走ってくるような１対１の状況ではトミヤスほど強くはない。トミヤスは以前、後方の『戦士』とさえ評されていたが、まさにこのロンドン・ダービーで求められるのはそれだ」と見解を綴っている。

　日本代表でも圧巻のプレーを見せた24歳は、敵地でのダービーでスタメンに名を連ねるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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