「らしさが足りなかった」闘莉王がチュニジア戦の伊東純也に指摘! 久保建英との共存にも課題を挙げる「もっともっと...」

2023年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1対1の突破がそんなに見えなかった」

闘莉王氏は伊東(写真)に及第点以上を与えつつ、厳しい見方をした。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が10月18日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンの伊東純也にさらなる奮起を促した。

 伊東は同17日に行なわれたチュニジア戦(2-0)で、右サイドハーフでスタメン出場。69分には追加点を決め、72分までプレーした。

 日本の勝利に貢献した30歳アタッカーに対して、闘莉王氏は厳しい見方をする。

「プレーは、いつも俺は絶賛するけど、相手に引かれているのもあって、らしさが足りなかった。ゴールを決めたけど、1対1の突破がそんなに見えなかった。生き生きとした純也が、何で見られないのかと思っていた」

 積極性に課題があったという。
【動画】「物足りなさがあった」闘莉王が伊東純也に奮起を促す
「物足りなさがあった。取られるか、取られないかの以前。仕掛けなきゃダメなんだ。仕掛けることによって、可能性が生まれる」

 そのなかで、「ゴールを一発で決めたのは良かった」として、6点を基準に設定した自身の採点では6.5点を与えた。及第点以上の評価にしたものの、より高いパフォーマンスを求めているようだ。

「どんどん仕掛けて、相手が『はあはあ』と息が戻らないぐらいにしないと、純也らしくない」

 また、トップ下でスタメン出場した久保建英との共存についても言及。久保が右サイドに流れるケースもあったなかで、「純也がもっともっと生きていくことを理想にしないといけないけど、それが見えなかった」と残念がった。

 今後に向けて、「レベルをどんどん高く上げていかないといけない」と、森保ジャパンのワールドカップでのグループステージ突破は当然だと主張。そして、「もう一個先の所に行くためには、どんどん厳しく言わなきゃいけない。厳しい目で見ていかなきゃいけない」と自身の姿勢を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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