「なんて役立たずな!」森保ジャパンに完敗を喫したチュニジア代表の“無気力ぶり”に母国メディアが手厳しく糾弾!「韓国戦を超える屈辱だ」

2023年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本は1年前のリベンジだけでは満足しなかった」

前半は守備を固めたチュニジアだったが…。終わってみればシュート数は「1対21」に。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 東アジアツアーを2連敗で終えたチュニジア代表に対して、母国のメディアが手厳しい論調を展開している。
【PHOTO】日本代表のチュニジア戦出場17選手&監督の採点・寸評。2人に"7点"の高評価。MOMは2点に絡んだMF

 10月17日、神戸で行なわれたキリンチャレンジカップで日本代表は北アフリカの雄、チュニジアと対戦。立ち上がりからがっちりと主導権を握り、堅固な守備をベースにチュニジアを押し込んでいく。前半終了間際に古橋亨梧が先制点を挙げると、後半に入っての69分には久保建英のクロスから伊東純也が決めてリードを広げた。チュニジアの攻撃をアディショナルタイムのシュート1本に封じ込み、危なげない試合運びで2-0の快勝。国際Aマッチ6連勝を飾った。

 スコア以上の完敗劇に、チュニジアの地元メディア『Kapitalis』は怒りに満ちた戦評を掲載。「韓国戦に続いて日本人からも屈辱を受けた」と銘打ち、次のように断じている。

「金曜日に代表チームは韓国に0-4で敗れたが、今回の日本戦はそれ以上の屈辱を味わった気分だ。顕著だったのは自尊心の欠如と、技術的かつ戦術的な未熟さ。最初から最後までどこか無気力で、低空飛行を続けるばかりだった。韓国と日本のように高度なテクニックとスピードを持つチームを相手にすると、まったく持ち味が発揮できなくなり、ただひたすら守備に追われるのだ。攻撃陣は手間ばかりかける、なんと役立たずな集団だったか。(来年1月の)アフリカネイションズカップに向けて、暗雲が垂れ込めている」
 
 そして同メディアは日本代表のパフォーマンスにも言及。「日本はさまざまな選手や組み合わせをテストしながらも、戦術的なスキームをしっかり共有して、幽霊のようなチームを圧倒した」と評価した。そのうえで「1年前に日本は同じ神戸のこのスタジアムでチュニジアに1-3で敗れた。そのリベンジを果たすだけでは満足しないとばかりに、攻守両面で凌駕した90分間だった」と称えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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