チュニジア代表の大器がピッチに立たなかった理由を指揮官が説明した。

　チュニジア代表は10月17日、国際親善試合で日本代表とノエビアスタジアム神戸で対戦。０－２で敗戦を喫した。

　この試合で、日本にとって警戒をすべき選手として注目を集めていたのが、マンチェスター・ユナイテッドに所属する10番のハンニバル・メジブリだ。

　現在20歳で、マンチェスター・Uのアカデミー出身。2021年５月にトップチームデビューを果たすも、出場機会は限られ、昨季はイングランド２部のバーミンガムへと武者修行。今季、マンチェスター・Uに復帰し、９月16日のブライトン戦でプレミアリーグ初ゴールをマークした。
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　チュニジア代表では、2021年５月に初招集されたばかりながら、背番号10を託され、将来に大きな期待がかけられている。

　そんな有望株は、10月13日に行なわれた韓国戦には先発出場し、61分に途中交代。そして迎えた日本戦では、ベンチスタートとなり、最後まで出場機会は巡ってこなかった。

　ジャレル・カドリ監督は、ハンニバルを起用しなかった理由について、「色々な選手に出場機会を与えたいというのもあるし、韓国戦でかなりの時間出場したので、今回は休みを与えた」と説明。続けて「ただ、ハンニバルは私たちのチームにとって非常にキーとなる選手であることは間違いない」と強調した。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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