【J2】期待の新外国人の現状と開幕スタメンの可能性は?

2016年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

好調・千葉を支える3人はすべて当確。

千葉のアランダはボランチとして存在感を発揮。屈強な身体を活かしたボール奪取と精度の高いパス供給で攻守に貢献する。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは、J1リーグ開幕翌日の2月28日に開幕。各チームの仕上がりが気になるところだが、なかでも今季期待を受けて加入した新外国籍選手たちは、順調にフィットし、噂に違わぬ働きを見せているのだろうか。今季の新"助っ人"たちの現状から開幕スタメンの可能性を探る。
 
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※【開幕スタメンの可能性】は、「当確」「有力」「可能性あり」「ベンチ入り?」の4段階で評価
 
【C大阪】昨季4位
FW リカルド・サントス → 可能性あり
柿谷を筆頭に、杉本、玉田、田代と日本人FWと激しい競争を繰り広げる。187センチ・80キロの体躯を活かしたパワフルなポストワークで、ゴール以外の貢献度も高そうだ。
 
MF ブルーノ・メネゲウ → 有力
左MFは丸岡との一騎打ちが展開されているが、アピールで先手をとった。スピードを活かした裏への飛び出しを得意とするセカンドストライカーが中国での実績どおりの活躍を見せるか。
 
【清水】昨季J1・17
DF ビョン・ジュンボン → 可能性あり
昨季は広島でリーグデビューできず出場機会を求めての移籍。CBは角田を軸に、犬飼、ヤコヴィッチ、三浦、ビョン・ジュンボンの4人にチャンスがありそうだ。
 
【千葉】昨季9位
FW エウトン → 当確
ニューイヤーカップ、ちばぎんカップと、PSMではゴールやアシストなどで結果を残してきた。献身的な守備も見せており、大きな貢献が期待されるストライカーだ。
 
MF アランダ → 当確
佐藤勇、山本、富澤と実力派が揃うボランチのなかでも、徐々に違いを見せるプレーを披露。ちばぎんカップでは球際の戦い、カウンターの起点となるパスでチームに流れを引き寄せた。
 
DF イ・ジュヨン → 当確
スピードと高さを兼ね備えたCBは、プレシーズンを通じて重要な試合で先発の機会を確保。さらに、好調なプレーを見せており、開幕スタメンは当確と言っていいだろう。
 
【東京V】昨季8位
FW ドウグラス・ヴィエラ → 有力
高さと機動力を兼備する期待の新戦力ストライカーだが、調整が遅れ気味で周囲との連係不足な面も。成長著しい高木大が開幕スタメンの座を射止める可能性もありそうだ。
 
【徳島】昨季14
MF カルリーニョス → 当確
昨季の大宮でパス数1位を記録したゲームメーカーが完全移籍で加入。ボランチの一枠はカルリーニョスで当確として、パートナーはスペースケアなどの動きが光る濱田となるか。
 

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