守備の局面で首振りも欠かさず
チームに安定感をもたらした冨安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2023年10月17日、日本代表がキリンチャレンジカップでチュニジア代表と対戦。古巣のスタジアムでゴールを決めた古橋らの活躍で2-0と勝利した森保ジャパンは、連勝を6に伸ばした。
この日、個人的に注目したのはCBの冨安だ。9月のドイツ戦と同じ板倉とのコンビでチュニジアの攻撃陣をどう封じるか。ハイラインを設定したうえでのパフォーマンスに着目したかったからだ。
冨安の凄さは、ハイラインを保ちつつ、裏に蹴られても対応できるようなポジショニングを臨機応変に取れる点。特筆すべきは、予備動作だ。相手がロングボールを蹴ろうとした瞬間にスッと後ろに"半歩"ぐらい下がることで、蹴り込まれたボールに誰よりも早く追いつけるのである。
チュニジア戦、冨安は敵1トップのジェバリをマークしながらも裏へのケアを怠らなかった。実際、27分にショートカウンターを食らいそうな場面で彼はスッと下がって危険なスペースを埋めていた。また、37分にジェバリよりもボールに素早く反応できたのも、そのスッと下がる動作があったからだろう。
この日、個人的に注目したのはCBの冨安だ。9月のドイツ戦と同じ板倉とのコンビでチュニジアの攻撃陣をどう封じるか。ハイラインを設定したうえでのパフォーマンスに着目したかったからだ。
冨安の凄さは、ハイラインを保ちつつ、裏に蹴られても対応できるようなポジショニングを臨機応変に取れる点。特筆すべきは、予備動作だ。相手がロングボールを蹴ろうとした瞬間にスッと後ろに"半歩"ぐらい下がることで、蹴り込まれたボールに誰よりも早く追いつけるのである。
チュニジア戦、冨安は敵1トップのジェバリをマークしながらも裏へのケアを怠らなかった。実際、27分にショートカウンターを食らいそうな場面で彼はスッと下がって危険なスペースを埋めていた。また、37分にジェバリよりもボールに素早く反応できたのも、そのスッと下がる動作があったからだろう。
守備の局面で首振りも欠かさず、周囲の状況をしっかりと把握しているあたりもさすがで、この日もまさに「スーパートム」だった。
15分のパスカットなどもポジショニングと読みがいいからできるわけで、チュニジア戦の冨安は予備動作の重要性を改めて示してくれた。
"冨安の半歩"によってもたらされる安定感は、ひと言で、半端ない。もちろん彼ひとりの力ではないが、こんなCBがいてくれるとチームメイトは本当に助かる。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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