「真剣に検討」久保建英、セリエAの強豪2クラブが獲得に動く可能性を伊メディア報道「プレミア複数クラブとの競争を考えなければ...」

2023年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クボはセリエAの複数のチームに有益となり得る」

2年目のソシエダでここまで5ゴールを挙げている久保。(C)Getty Images

 今季の大活躍で、市場価値は急騰した。ラ・リーガはもちろん、様々な主要リーグの強豪から注目されるのは当然だろう。

 イタリアのメディア『IlRomanista』は10月15日、セリエAのユベントスやナポリがレアル・ソシエダの久保建英を狙うかもしれないと報じた。

 今季の久保は9節を消化したリーガで8試合出場の5得点。リーグを代表する活躍で、移籍サイト『Transfermarkt』の最新アップデートで市場価値5000万ユーロ(約77億5000万円)と評価されている。

 IlRomanistaは「彼のパフォーマンスを主な欧州トップクラブは見過ごしていない。近く、オファーを出す可能性がある。その中には獲得を真剣に考えているセリエAのクラブもあるようだ」と伝えた。

「クボはセリエAの複数のチームに有益となり得る。まずはユベントスだ。右サイドの攻撃強化にドメニコ・ベラルディを望んでいるが、サッスオーロのキャプテン獲得がうまくいかなければ、クリスティアーノ・ジュントリSDは22歳の日本人に向かうかもしれない」

「ナポリが彼のようなエレガントな才能を狙う可能性も除外できない。右サイドにはマッテオ・ポリターノがいるが、イェスパー・リンストロームは複数の役割をカバーでき、また、まだ完璧に馴染んでいない。そのため、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が右サイドに関する状況を注視している」

【PHOTO】日本代表での爆発も期待される久保建英を特集!
 同メディアは「選手の価値は約2500~3000万ユーロ(約38億7500万~46億5000万円)。ユベントスやナポリにとっては不可能な金額ではない。だが、プレミアリーグの複数クラブとの競争を考えなければいけないだろう」と続けている。

「現時点でクボに関してはマーケットの憶測でしかない。だが、サイドのアタッカーを探しているイタリアの2チームは、将来的に考える可能性がある」

 古巣レアル・マドリーへの復帰の可能性も注目される久保が、イタリアに活躍の場を移すことは考えにくいが、移籍市場は何があるか分からない。まずは進展があるのか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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