「ワールドカップで結果を出しそう」闘莉王が中村敬斗の得点力を絶賛!代表で4戦4発、技術面の凄さとは?

2023年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「普通の選手だったら、後ろにパスする」

カナダ戦でゴールを決めた中村。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで森保ジャパンの中村敬斗を称賛した。

 中村は、10月13日に行なわれたカナダ戦(4-1)で、左サイドハーフでスタメン出場。42分には、巧みなコントロールから右足を振って、ゴール右隅に突き刺した。

 そんな23歳アタッカーを、闘莉王氏は「ゴール、決めるんだよね」と感心。カナダ戦の得点を、こう振り返る。

「普通の選手だったら、後ろにパスする。もっと良い状態で打てる選手がいたにもかかわらず、そんなの無視してゴールを決めている。肝が座っているんだよな。これは凄いこと。こういう選手はワールドカップで結果を出しそうな感じがする。また見てみたい気持ちになった」

 代表では4試合・4得点と、抜群の得点感覚を発揮している中村。闘莉王氏は、その凄さを次のように表現する。
【動画】「肝が座っているんだよな」闘莉王が中村敬斗に注目
「何か持っている。そんな、大して速くないし、ドリブルもキレが他の選手よりも凄いわけではないけど、ちゃんと結果を残す。また出したら、点を取りそうな感じがする。これは面白い」

 技術的には、天性のポジショニングに注目する。

「ちゃんと良いところにいる。これは、伝えられない。教えられない。ボールが最後、ここに来ると分かっている。これは才能だ。一番凄い技術。楽しみ」

 人材豊富な日本代表のアタッカー陣のなかで、生き残ることはできるのか。闘莉王氏は「このまま使っていっていいと思う。三笘(薫)は代えがたいけど、面白い選手」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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