自分がいなくても――勝利を嬉しく思う。

　韓国代表は10月14日、国際親善試合でチュニジア代表とソウルワールドカップスタジアムで対戦。前半はスコアレスだったが、後半に４得点。55分、57分にイ・ガンインが連続ゴール。67分に相手のオウンゴールでリードを広げ、90＋１分にファン・ウィジョがダメ押し弾。４－０で快勝した。

　今年２月に就任したユルゲン・クリンスマン監督のもとでは最多の４ゴールを記録したゲームで、キャプテンのソン・フンミンは欠場。韓国メディア『FOOTBALLIST』によれば、鼠径部に痛みがあり大事をとったようだ。

　同メディアはソン・フンミンのコメントも紹介。絶対的エースは「僕がいなくてもいいんじゃない？」とジョークを飛ばしながらも、「誇らしい。選手たちがトレーニングで準備したことを試合で出せて、気分が良いね」と満足気だ。
 

「いつかは起こりうる状況だけど、僕がいなくても、選手たちは上手く対処してくれた。良いパフォーマンスと多くのゴールで自信を得たと思う。このような試合を続けられたらいい」

　また、A代表初ゴールを含む２得点の活躍を見せたイ・ガンインについては、「初ゴールは誰もが憧れる瞬間。代表チームのために、もっと多くのゴールを決めなければならないし、このゴールが最初で最後ではなく、もっとたくさん決めてほしい」とエールを送る。
【動画】イ・ガンイン、圧巻の２ゴール！
　次戦は17日のベトナム戦。「他の事への欲はないけど、試合への欲はすごくある」というソン・フンミンは、「絶対にプレーしたいし、そのためにしっかり準備をする。良い姿を見せられたら」と意欲を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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