森保監督にしてやられた!スタメンは全く予想外だった2人が圧巻のパフォーマンスを見せるとは――

2023年10月13日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

毎熊や町田はあり得る選択肢

田中(17番)の2ゴールなどで快勝した森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[国際親善試合]日本 4-1 カナダ/10月13日/デンカビッグスワンスタジアム

 森保一監督にしてやられた。

 まったく予想外のスタメンだった。とくにインサイドハーフの田中碧と1トップの浅野拓磨は想定外だった。

 今回の活動では、これまで常連だった三笘薫、鎌田大地、堂安律、前田大然がコンディション不良や怪我で選外となり、合流時期もバラバラ。公開されたのはミニゲームやシュート練習のみで、スタメンが読みにくい状況であった。

 それでも、菅原由勢の合流時期や疲労度、板倉滉のコンディションなどから毎熊晟矢、町田浩樹あたりは可能性は高くないにしても、あり得る選択肢だった。

 だが、恥ずかしながら、田中と浅野はクラブでのパフォーマンスや他の選手との兼ね合いを考えても、先発で起用してくるとは思いもよらなかった。

【動画】田中碧、圧巻の2ゴールをチェック!
 蓋を開けてみれば、その2人が圧巻のパフォーマンスを披露するのだから、恐れ入った。前者は開始2分に電光石火の先制ゴールを叩き出せば、49分には鮮やかなボレーシュートでネットを揺らす。チームの2点目にも絡み、気の利いた守備でも奮闘した。

 後者は2点目のオウンゴールを誘発し、猛プレスを掛け続け、果敢なボール奪取から中村敬斗が決めた3点目をアシストした。    

「選手たちを褒めてあげたい」と語った指揮官の采配が大勝を導いた。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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