レアル・ソシエダの久保建英は10月６日、ラ・リーガが選出する９月の月間MVPに輝いた。日本人選手では初の快挙となる。

　そんな絶好調の日本代表MFを絶賛したのが、かつてカンテラ（下部組織）に在籍したバルセロナの専門メディア『FC BARCELONA NOTICIA』だ。

「新しいスターだ！タケ・クボ、リーガでレバンドフスキとベリンガムを上回る」と題した記事を掲載し、「クボが『スター』のロベルト・レバンドフスキやジュード・ベリンガムらを抑え、９月のリーガ月間最優秀選手に選ばれた。この日本人はコンディションが非常に良い」と報じた。

　同メディアは「クボは無敵の状態だ。彼はリーガのシーズン開幕で大きなセンセーションを巻き起こした選手の一人であり、レアル・ソシエダが上位争いを続ける上で、彼の影響力は鍵となっている。いまや彼がプレーするすべての試合で『MVP』を獲得しないのは"奇妙"だ」と絶賛。こう賛辞を続けている。

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「９月は特に"甘かった"。スペインサッカーの偉大なスターと比類のないレベルにある。クボは少しずつ、レアル・ソシエダでのイマノル・アグアシルのアプローチに議論の余地のないところまで成長している」

　周知の通り、18歳未満の選手の移籍を禁じたFIFAのルールに違反したバルサへの制裁によって、試合に出場できなくなった久保は日本へ帰国。18歳になった直後に、バルサの宿敵レアル・マドリーと契約を結んだ。

　この時、復帰を画策していたにもかかわらず、ライバルとの争奪戦に敗れたバルサとしては、逃がした魚の大きさを痛感しているかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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