「特に結果至上主義なので」鄭大世が感じたブンデスとJリーグの違いとは? ボーフム時代には「オファーがありましたね。フランスとか」

2023年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「信頼は結果を出せば一発でされる」

昨季限りで現役を引退した鄭大世氏。キャリアの最終年は町田でプレーした。写真:滝川敏之

 現地10月7日、浅野拓磨が所属するボーフムはブンデスリーガ第7節でRBライプツィヒと敵地で対戦。スカパーの生中継で解説を務めた鄭大世氏が、ブンデスとJリーグの違いについて語った。

 同氏は現役時代、川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせ、2010年からはドイツのボーフムに移籍し、その後はケルンや韓国の水原三星ブルーウィングスでもプレーした。2015年に清水エスパルスへ加入して日本へ復帰すると、アルビレックス新潟、FC町田ゼルビアでも活躍し、昨季限りで引退を決断した。
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 鄭大世氏は自身の経験を踏まえて、「ブンデスは特に結果至上主義なので、ゴールを取ったことに対するリスペクトはチーム内で、かなりあります。信頼は結果を出せば一発でされる」とコメント。一方で、日本との違いについても見解を述べている。

「Jリーグはチームの流れを良くすることが大事で、献身性を重要視しています。それは良し悪しなので、どっちが良いとかではないと思いますね」

 また、ボーフム所属時の2010-11シーズンには、ブンデス2部で25試合に出場し10ゴールをマーク。この活躍のあと、「オファーがありましたね。フランスとか、4つくらいから」と、結果を残したことで、実際に他クラブから注目された過去を明かしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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