U-22日本代表は10月７日、中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の決勝でU-24韓国代表と対戦。清水エスパルスのFWオ・セフンがこの一戦に言及した。

　2010年大会以来、13年ぶりの優勝を目ざす日本は、グループステージを２連勝の首位で突破。決勝トーナメント１回戦はミャンマーに７－０で完勝、準々決勝は北朝鮮に２－１で競り勝ち、準決勝では香港を４－０で撃破。決勝進出を決めた。

　ファイナルの相手は、過去最多５回の優勝を誇る韓国。同大会への出場経験はないものの、年代別代表経験のある韓国出身ストライカーのオ・セフンも、この大一番を注目しているようだ。

「良い試合になるんじゃないかなと思います。応援する側としては、どちらが圧倒するということじゃなくて、もちろん韓国に勝ってほしい。でもそれ以前に、両チームとも大きな事故なく、大きな怪我なく試合が終えられるのが一番いいと思います」
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　今大会開幕前には、韓国がオーバーエージ（OA）枠として、オ・セフンの招集を狙っているという報道もあった。

　24歳のFWは、「自分で、行きたいという意思表示はチーム（清水）にした」としつつ、「チームの状況として、昇格しないといけないというのもあって断られてしまった」と明かした。

　前回に続き、２大会連続となる日韓対決。決勝の日本の注目選手には、今年３月まで清水でともにプレーした、松岡大起（グレミオ・ノヴォリゾンチーノ／ブラジル）の名前を挙げつつも、「松岡選手にも注目していますけど、韓国が勝てるほうに注目してますね」と笑った。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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