清水、磐田に1-0勝利! 乾貴士が決勝弾、伝統のダービーを制してJ1自動昇格圏の2位浮上!

2023年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

均衡が崩れたのは41分

清水が磐田に1-0で勝利。乾(写真)の1得点を守り切った。(C)SOCCER DIGEST

 大注目の直接対決だ。

 10月7日にJ2第38節で、3位の清水エスパルスと2位のジュビロ磐田が対戦。両チームの勝点差は1ポイント。IAIスタジアム日本平で行なわれた54回目の静岡ダービーは、1-0で清水が勝利した。
【動画】エスパ乾貴士が静岡ダービーで決勝点!
 序盤はホームの清水がやや優勢に試合を進める。15分に中山克広、19分にはチアゴ・サンタナがそれぞれチャンスを迎えるが、ネットは揺らせない。

 アウェーの磐田も負けていない。27分にはジャーメイン良が中央を突破。ドリブルで持ち運び、右足で狙ったが、惜しくも枠を捉えない。35分には右サイドから崩し、最後はドゥドゥが渾身のシュート。これは鈴木義宜のブロックに阻まれる。

 お互いに相手ゴールに迫るシーンを作るなかで、均衡を破ったのは清水。41分、敵陣エリア前でこぼれ球に反応した乾貴士が右足を一閃。放たれたボールは相手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
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 清水の1点リードで迎えた後半、ビハインドの磐田がさらに攻勢を強める。清水は粘り強く守りながら、追加点を狙いに行く。

 清水は仕掛ける時とキープする時を上手く使い分けながら、ゲームをコントロール。守備時はコンパクトな陣形を保ち、組織的かつアグレッシブなディフェンスを披露。磐田は攻めあぐねる場面が目立ち、なかなか思うようなフィニッシュに持ち込めない。

 結局、後半はスコアボードが動かず。清水が乾の1得点を守り抜き、勝点3を上積み。この結果、両チームの順位が入れ替わり、清水がJ1自動昇格圏の2位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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