【J1】全18クラブのいち押しは? 注目ルーキー図鑑2016

2016年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田の小川を筆頭に、有能アタッカーが揃う高卒勢。

磐田の小川はニューイヤーカップの"静岡ダービー"で決勝点。早くも才能の片鱗を見せた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 今季はJ1の全18チームがルーキーを獲得した。高校選手権を盛り上げた小川や神谷、大学ナンバー1FWの呼び声高い和泉など、プロ1年目からのブレイクも期待できる各クラブいち押しの新人を紹介する。
 
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◆小川航基(桐光学園高→磐田/FW
1997年8月8日生まれ/神奈川県出身/184センチ・75キロ
選手権で2戦4発の規格外FW
選手権で2試合・4得点と爆発したU-18代表のエースで、2月6日に行なわれたニューイヤーカップ・清水戦でも1ゴールと結果を残した。力と技を兼備した規格外FWが目指すのは、中山、高原、前田ら「偉大な先人超え」だ。
 
 
◆一美和成(大津高→G大阪/FW
1997年11月10日生まれ/熊本県出身/ 183センチ・74キロ
FW歴2年弱の異色の存在
高校2年の5月にCBからFWへ転向すると、身体能力を活かしたプレーで魅せ、年代別代表にも選出。FW歴2年弱でプロ入りを果たした、異色の存在だ。
 
 
◆伊藤涼太郎(作陽高→浦和/MF
1998年2月6日生まれ/大阪府出身/174センチ・62キロ
山田暢久氏が認めた"超感覚派"
強化部の山田暢久氏が惚れ込み獲得した"超感覚派"。先日のU-18代表のロシア遠征では圧巻の個人技を連発し、チーム最多5得点を奪取。浦和の秘密兵器になるか。
 
 
◆森島 司(四日市中央工高→広島/MF
1997年4月25日生まれ/三重県出身/172センチ・59キロ
高卒ルーキー随一のテクニシャン
今季の高卒ルーキーでナンバー1と言われるテクニシャン。持ち味のゴールに直結するスルーパスで、浅野と「元四中工ホットライン」を開通したい。
 
 
◆神谷優太(青森山田高→湘南/MF
1997年4月24日生まれ/山形県出身/177センチ・69キロ
古林の退団でチャンスか
強靭なフィジカルと高度な技術を併せ持ち、青森山田高を選手権ベスト4に導いた司令塔。古林の退団で層の薄くなったシャドーかWBでアピールしたい。
 

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