「違いが作れる選手が必要だ」駒不足のマドリー、7戦5発の久保建英を再獲得すべきとスペインメディアが主張!「素晴らしい補強」「説得する必要がある」

2023年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レアル・ソシエダのスターとなった」

出場7試合で5ゴールと躍動している久保。(C)Getty Images

 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地9月30日に開催されたラ・リーガの第8節で、宿敵アスレティック・ビルバオとホームで対戦。伝統のバスク・ダービーに3-0で快勝を収めた。

 2試合ぶりに先発に復帰した久保は、いつも通り4-3-3の右ウイングでプレー。1-0で迎えた48分、左サイドからのクロスが流れてきたところを左足で捉え、見事な追加点を奪ってみせる。

 今シーズンの活躍によって、古巣レアル・マドリーの再獲得が取り沙汰されるなか、スペインメディア『todofichajes.com』は「クボはマドリーが契約する選手」と題した記事を掲載。次のように主張した。

「レアル・マドリーは今夏、前線のスタメンに問題を抱えていた。マルコ・アセンシオ、カリム・ベンゼマ、マリアーノ・ディアス、エセン・アザールがクラブを去った。代役には好調を維持しているホセルとブラヒム・ディアスが選ばれたが、マドリーにはもっと違いが作れる選手が必要で、そこにタケフサ・クボが入ってくる」

【動画】ゴールパフォも話題!久保がダービーで決めた鮮烈弾
 同メディアは「この日本人はリーグ開幕のスターの一人で、8試合(うち1試合は欠場)で5ゴール・1アシストを記録し、レアル・ソシエダのスターとなった」と続けている。

「クボは右ウイングだけでなく(攻撃的)MFとしてもプレーできるため、マドリーにとって素晴らしい補強となるだろう」

 そして、「マドリーは同選手に再びユニホームを着るよう説得するか、バスクのチームと解決策を交渉する必要がある」と指摘。こう見解を示している。

「クボはレアルで快適に過ごしており、ここ数週間で彼の価値は急上昇しているため、契約は複雑になるだろう。マドリーはスポーツプロジェクトと優れた契約で彼を誘惑しようとするだろうが、最終決定は選手とレアル・ソシエダが決めることになる」

 記事の通り、22歳のレフティは現状ではソシエダで満足しているだろう。だが、この先は分からない。チャンピオンズリーグ出場とタイトル争いがほぼ保証されている"白い巨人"にステップアップをしても、おかしくはない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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