現地時間９月30日に開催されたラ・リーガ第８節で、レアル・ソシエダは宿敵アスレティック・ビルバオとホームで対戦。久保建英の今シーズン５点目などで、３－０の快勝を収めた。

　伝統のバスク・ダービーにおいて、ちょっとした注目を集めているのが、絵に描いたような四面楚歌だ。

　ミケル・オジャルサバルがチーム３点目を挙げた直後、勝利を確信したソシエダの大観衆は、肩を組んでピッチにお尻を向ける、お馴染みのポズナン・ダンスを披露。その様子を中継のカメラが映していると、周囲が一斉に飛び跳ねるなか、ポツンと１人直立不動のビルバオサポーターが発見されたのだ。

　あまりの場違いさに、赤白のユニホームを身にまとったその男性は苦笑い。解説を務めた安永聡太郎氏も「すごく面白い絵を抜きましたね。この映像世界中に回るでしょうね。あの方持ってるなあ」と大笑いだ。
【動画】まるで合成…解説者も笑いが止まらない衝撃の光景

　安永氏の指摘通り、この映像はたちまちSNSを席巻。様々なコメントが集まっている。

「お前なんでそこにいるんだよ笑」
「生き地獄だ笑」
「強者すぎる」
「バスク・ダービーならでは」
「この平和さがバスク・ダービーの良いところ」
「合成じゃないよな？」
「一瞬CGかと思った」

　ライバル関係でありながら、世界有数の友好的なダービーならではの光景だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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