マウリシオ・ポチェティーノを新監督に迎え、名門復権を目ざすチェルシー。しかし、調子は今ひとつ上がらず、開幕からのリーグ戦６試合でわずか１勝、得点も１試合１ゴールを下回る「５」に留まっている。

　救世主の出現が待たれるなか、OBで元スコットランド代表のパット・ネビン氏は、母国の王者セルティックで大活躍を続ける古橋亨梧の獲得をプッシュ。英紙『Daily Record』によれば、「チェルシーはカラム・ウィルソンや他の実績のあるストライカーを獲得できないだろう」と伝えたうえで、現実的なターゲットとして日本代表FWの名を挙げた。

「セルティックにいるキョウゴ・フルハシも良い補強になると思うよ。彼ならこれまでに逃した多くのチャンスで、得点を決めていただろう」
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　ネビン氏はまた、トッテナムに引き抜かれたアンジェ・ポステコグルーの後を継ぎ、セルティックで指揮を執るブレンダン・ロジャーズにも言及。「不安定なスタートだったけれど、上手く行き始めている。彼はアンジェ・ポステコグルーではなく、自分のやり方を持っている」と期待を寄せた。

「アンジェでさえ、当初は問題を抱えていた。だが、その状況は長くは続かなかった。ブレンダンは自分のグループをよく知り、何がベストかを判断する必要がある」

　今夏にセルティックと2027年まで契約を延長した古橋だが、今冬にも日本代表のチームメイト遠藤航のように、プレミアリーグの名門への加入はあるのか。ただまずは、ロジャーズ監督のもと、スコットランドリーグ、そしてチャンピオンズリーグでの活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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