「マエダは今世紀最高の掘り出し物だ」レジェンドOBが前田大然を大絶賛!「DFは悪夢」「彼ひとりで3、4人分の補強」

2023年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あれほどハードに仕事するFWは記憶にない」

その献身ぶりが称賛されている前田。(C)Getty Images

 レジェンドOBからの大絶賛は、前田大然のさらなる自信につながるのではないか。

 9月23日のリビングストン戦で、前半途中に退場者を出し、数的不利に陥ったチームを豊富な運動量で支えた前田。終了間際に見事な今季初ゴールも決め、3-0の勝利に大きく貢献し、多方面から賛辞を寄せられている。

 クリス・サットンもそのひとりだ。地元紙『Daily Record』によると、サットンは「約100万ポンド(約1億8000万円)超でマエダを獲得できたのは、今世紀最高の掘り出し物だ。彼ひとりで3、4人分の補強だよ。なんという素晴らしい取引だっただろうか」と話した。

「フィニッシュのところがそこまでではなく、ディディエ・アガテと比較されるのも分かる。だが単純に、彼の素晴らしいパフォーマンスやチームに対する価値を責めることはできない。マエダのチームメートたちは、彼のことが大好きなはずだ。だが、相手選手は憎いだろうね」

 さらに、サットンは「チームにマエダが10人いれば、必ずうまくいく。彼はDFにとって完全に悪夢だよ。文字どおり、止まることがないんだ」と続けている。

「リビングストン戦でも90分間を通じて絶え間なかった。それでもまだパワーとスピードがあり、ゴールを決めたんだ。(ブレンダン・)ロジャース監督は彼に2人分の価値があると言っていたが、それも不思議じゃない。まるでプレスマシンのようだ」

【動画】前田大然の左足ゴラッソ
 労をいとわない前田の献身ぶりに、多くの人が感銘を受けた。サットンは「あれほどハードに仕事するFWは記憶にない。彼はオリンピックのアスリートみたいだ」と激賞した。

「最後の仕上げやフィニッシュに関して意見が分かれることもあるのは分かっている。確かにもっとうまくやってほしいというところはある。だが、週末のゴールを見てくれ。まったくもって素晴らしかった。そういうこともできると示したんだ」

「定期的にああやって決めるべきとの見方もあるかもしれない。だが正直、素晴らしい仕事ぶりに加え、毎週のようにあれだけのことをやったら、セルティックがとどめることはできないだろう」

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