【バイタルエリアの仕事人】Vol.32 齋藤学|「どんどん身体や頭がフィット」仙台で戦う33歳の今。潮流も分析「シティやレアルも…」

2023年09月28日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「仙台で声を掛けられることは多いですね。普通にご飯屋さんに行ったりします」

練習後にインタビューに応じてくれた齋藤。興味深いエピソードが次々に飛び出した。(C)SOCCER DIGEST

 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第32回は、ベガルタ仙台に加入したMF齋藤学だ。

 変幻自在のドリブラーとして知られる齋藤は、横浜F・マリノスでプロキャリアをスタート。当初は自分の持ち味発揮に苦しむも、愛媛FCへのレンタル移籍を経験し、才能が開花。トリコロールの10番に加えて日の丸も背負い、ロンドン五輪、ブラジルワールドカップのメンバーに選ばれた。

 その後、川崎フロンターレと名古屋グランパスを経て、韓国の水原三星、オーストラリアのニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツでプレー。今夏から再び日本を活躍の舞台とするなか、33歳の今を尋ねた。

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 オーストラリアのシーズンが終わったのが、4月の末。ちょっとオフシーズンを挟んで、次のチームをどうするかってなって、この仙台に入って、最初に試合に出たのが8月の1週目です。3か月のオフを挟んで試合に出始めているので、徐々にどんどん、身体や頭がフィットしてきているかなと。

 ベガルタ仙台はみんな良い人が多いというか、ご飯に誘ってくれたり、昨日とかも同じくらいの歳の選手たちで集まって、ご飯を食べたりしているので、プライベートな部分も含めて、結構話せています。やっぱり、ピッチの上でも話はすごく多くなってきているかなと思います。

 仙台の街はまだそんなに知らないですね。入って1か月なんで。でも焼肉を食べに行って、牛タンとか食べたら、やっぱり仙台で牛タン食べると美味しいって話は、それこそ昨日とかもしていますし。でも名産品は牛タンしか食べてないな。

 全然、外に出る時は出ますよ。マリノスやフロンターレにいた時はもう、ほぼ地元のようなものなので。名古屋に行った最初はちょっと、戸惑いみたいなものもあって、コロナもあったので、外に出ることがそもそもなかったですね。

 多分、名古屋とかに比べると、仙台で声を掛けられることは多いですね。普通にご飯屋さんに行ったりします。

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