９月24日に行なわれたプレミアリーグの第６節で、三笘薫が所属するブライトンはボーンマスとホームで対戦。３－１で逆転勝利を飾った。

　今シーズン５勝目の立役者となったのが、今季初めてベンチスタートとなった三笘だ。１－１の状況で後半頭から投入されると、ドリブルから折り返しのパスを受け、なんと15秒でネットを揺らしたのだ。

　さらに77分、ペルビス・エストゥピニャンのクロスにヘッドで合わせ、この日２点目を奪ってみせた。

　加入後初の１試合２ゴールを決めた日本代表アタッカーに地元メディアも驚嘆。『The Argus』は「センセーショナルなゴールが、ホームチームを６戦５勝とする勝利に導いたミトマの存在は極めて大きかった」と報道。その千両役者ぶりをこう称えている。

【動画】圧巻の２ゴール！三笘の衝撃15秒弾＆ドンピシャのヘッド弾

「後半は前半とは対照的な展開となり、開始早々にアルビオンがリードを奪った。ミトマの登場が試合の展開を一変させ、ウインガーの動きとドリブルがボーンマスのボックス内に大混乱を引き起こした。登場からわずか16秒でゴールを決め、ホームチームに２－１のリードをもたらした」

　同メディアは「ミトマのドリブルの才能とボックス内の動きは、アルビオンがリードを獲得するために重要だった」とし、こう続けている。

「約30分後、サイドバックのエストゥピニャンのクロスをミトマが頭で合わせてゴールを決め、アルビオンに３－１のリードを与え、勝利をほぼ決定させた。日本人ウインガーは、エストゥピニャンとの連係がアルビオンにとって実りをもたらし、試合を通して常に左サイドで脅威となった」

　文字通り一瞬で試合の流れを劇的に変えてしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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