かつて指導した指揮官も成長を認めているようだ。

　９月24日に行なわれるラ・リーガの第６節で、現在８位のヘタフェは久保建英が所属する11位のレアル・ソシエダと敵地で対戦する。

　この一戦を前に会見に臨んだホセ・ボルダラス監督は、2020－21シーズンの後半戦にレアル・マドリーからのレンタルで半年間在籍した久保について言及した。スペイン紙『MARCA』が伝えている。

　ソシエダについて、「（20日のチャンピオンズリーグで）インテルと素晴らしい試合をしたばかりだ。我々は困難に直面するチームと対戦することになる。良い結果を得るには素晴らしい試合をしなければならない。ラ・レアルのここ数シーズンは素晴らしかった」と印象を語った指揮官は、こう言葉を続けた。

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「（ミケル・）オジャルサバル、我々がすでに知っているタケ・クボ、（ウマル・）サディク、カルロス（・フェルナンデス）...どの選手も高いクオリティを持っている。我々は選手たちとチームを信頼している。彼らが勝利と野心的なメンタリティで取り組んでいることにとても満足している」

　獲得した直後は久保を先発で起用していたボルダラス監督は、残留争いで窮地に陥ると、従来の守備偏重に回帰。ベンチに置いて冷遇する形となったが、最後はその日本代表MFのゴールで残留を決めて救われたという過去がある。

「相手を封じる戦術」に関しては、リーガ屈指の指揮官だけに、好調の久保を抑え込むプランは当然練っているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部　

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