WEリーグは９月22日、公式Ｘ（旧ツイッター）で、23日に行なわれるアルゼンチン戦に向けて活動中の日本女子代表MF猶本光（三菱重工浦和レッズレディース）のコメント動画を公開した。

　猶本は今夏に行なわれた女子ワールドカップで、３試合に出場。コスタリカ戦では先制ゴールを挙げて、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

　初出場だった檜舞台を「次の成長に向けて、頑張る原動力になりました」と振り返った29歳は、自身の初得点が「価値のあるゴールになった」としつつ、「まだまだ、１ゴールじゃ足りなかったかな。というのも正直なところです」とほほ笑む。

　なでしこジャパンは2024年のパリ五輪で、女子W杯でのベスト８以上を目ざす。そのために、まずは10月から始まるアジア予選を突破しなければならない。日本は、前回の東京五輪では開催国で出場したものの、前々回のリオ五輪では、予選敗退の憂き目に遭っている。
【動画】「もっと成長していきたい」猶本光のアルゼンチン前日コメント

　大事な大会を翌月に控えるなかで、猶本はアルゼンチン戦の"先"を見据えて、決意を述べる。

「まずはパリ五輪に出場するというのが、日本の女子サッカー界にとって本当に重要なことなので、そこに向けて、自分自身はもっと成長していきたいし、なでしこジャパンとしても、良い準備をして、全員で勝ち取りたいと思います」

　そして、ファン・サポーターに向けて、「北九州でアルゼンチン戦があります。ぜひ応援、よろしくお願いします」と呼びかけた。

　注目の日本対アルゼンチンは、北九州スタジアムで12時キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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