「外が見えない」「日本の中で群を抜いている」ハーフナーにとって印象的なスタジアム2つは? ベストゴールは「全部平等」

2023年09月23日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「1回きりだったんですけど。多分永遠に忘れない」

(左から)フィテッセ、甲府、コルドバ時代のハーフナー。クラブを変え、国を変え、貪欲にゴールを狙い続けた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)/(C)Getty images

 長きに渡ってお送りしてきたハーフナー・マイク氏へのインタビューは、今回がついに最終回。ここまで『ABEMA』での解説業やプレミアリーグ、日本代表の後輩など、様々なテーマを扱ってきたなか、最後に掘り下げるのは自身のベストシーンだ。

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――日本代表の試合を含め、様々なチームや場所でプレーしたなかで、最も印象に残っているスタジアムはありますか?
 
「結局、プレーしたのは1回きりだったんですけど…。多分永遠に忘れない、コルドバでのスペインデビュー戦、レアル・マドリーのサンティアゴ・ベルナベウです。もちろん、もうちょっとそこでやりたかったんですけどね。貴重なスタジアムで、良い経験ができました。

 雰囲気もそうですけど、外が見えないというか。もうバーーって、上まで人で埋まってるので。もう本当、空を見るには見上げるしかないですね。Jリーグだったら、多少目線が下でも外が見えるじゃないですか。ベルナベウだと真上を見なきゃ空が見えないっていう。それでほとんど毎試合、満員とまではいかないですけど、1番上の席まで人がちゃんと入るっていうのはやっぱり、世界的なビッグクラブだなって思ったスタジアムです」

――日本でも印象的なスタジアムはありますか?

「埼スタ(埼玉スタジアム)かな。代表戦でもよく行きましたし、Jリーグのアウェーの試合で行ったりするんですけど、やっぱり雰囲気が良いですよね。日本の中だったら多分、サポーター(の熱量)はちょっと群を抜いているかな」

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