鹿島アントラーズの鈴木優磨は９月22日、練習後のオンライン取材に応じ、「僕たちは負けるわけにはいかない。全試合決勝だと思っている」と、逆転優勝へ向けて意気込みを語った。

　鹿島はJ１リーグ27節までを終え、勝点46で３位。同52のヴィッセル神戸、同51の横浜F・マリノスを追走する。24日にはその第一ラウンドとも言うべき２位横浜との直接対決を控える。

　前節では３連勝中と勢いに乗っていたセレッソ大阪と対戦。13分に鈴木のゴールで先制するも、25分にはディエゴ・ピトゥカが一発退場に。ひとり少ないなかでも１点を守り切り、勝利を収めた。

「今季は（リードしていても）追いつかれたり、負けることがあった。（C大阪戦で）克服できたことで、気持ち的にもノッて次の試合につながる。ひとつ問題を解決できたかなと思います」（鈴木）
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　一方で、次戦の対戦相手の横浜とは、昨季の連敗に続き、今季も敵地で敗戦（１－２）と近年勝利から遠ざかっている。

　鈴木は、「マリノスが強いのも、ここ最近鹿島が勝てていないのも分かっている」と現状を冷静に見つめる一方で、「ホームで最高の形で戦える。たくさんのサポーターが後押ししてくれる。僕たちも苦しんできたのと同様に、サポーターも苦しんでいる。サポーターから後押ししてもらって、僕たちもそれに結果、内容で応えられるようにしたい」とコメントした。

　現在12得点のチーム内トップスコアラーは、ホームの観衆の前で希望をつなぐ一撃を決められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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