これほどのハイパフォーマンスを発揮すれば、復帰話が浮上するのは当然だろう。

　レアル・ソシエダの久保建英は、９月17日に開催されたラ・リーガ第５節のレアル・マドリー戦で躍動。チームは１－２で敗れたものの、先制点を演出し、オフサイドで取り消されたゴラッソを叩き込むなど強烈なインパクトを残した。

　周知の通り、久保はレアル・ソシエダに籍を移す昨夏までの３年間、マドリーと契約していた。

　ソシエダには完全移籍をしたものの、マドリーは優先交渉権と久保がソシエダから移籍した場合の移籍金の半分を受け取る権利を有していると何度も報じられてきた。

　そんななか、マドリー戦の活躍を受けて、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は「彼らは契約解除金の6000万ユーロの半分を支払うことでこの選手を獲得する可能性がある。日本人は再び世界最高のクラブの選手になる可能性がある」と報じている。

「（マドリーの）フロレンティーノ・ペレス会長はレアル・ソシエダ会長に対し、『彼がシーズンを通してこのレベルでプレーし続けるのであれば、６月に話し合う必要があるだろう』と語った。レアル・マドリーの会長は久保の成長を認識しており、それは昨日の試合だけでなく、昨シーズン終了以来の彼の取り組みのおかげでもある。まだ22歳で、まだまだ改善の余地がたくさんある」

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　記事は、「彼のプロフィールは、来シーズンもチームを強化し続けるというクラブの考えに完全に適合している。さらに、彼は世界最高の若手選手の一人であり、チャンスがあれば喜んでレアル・マドリーでプレーするだろう」と主張。こう締め括っている。

「今のところ、彼らは今シーズンを通して同選手の成長を分析し続ける予定だ。彼が継続性を維持し、チームの柱の一人であり続ければ、ペレス会長が最終的にオペレーションにゴーサインを出す可能性が非常に高い」

　世界有数のメガクラブが、再びこのレフティ獲得に動くのか。今後の動きに注目だ。
　
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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