９月16日に開催されたプレミアリーグ第５節で、トッテナムはシェフィールド・ユナイテッドとホームで対戦。73分に先制を許すも、90＋８分にリシャルリソンが同点弾を奪うと、その３分後にデヤン・クルセフスキの逆転弾も飛び出し、２－１で劇的勝利を収めた。

　クラブ専門メディア『The Spurs Watch』などによれば、試合後に主将のソン・フンミンが、大仕事をやってのけたリシャルリソンに言及。昨シーズンは鳴り物入りでエバートンから加入しながら、まさかのリーグ戦１ゴールに終わったセレソン戦士について、こう語った。
【画像】主役はお前だろ！主将ソン・フンミンが観客の前に連れていく

「リシャルリソンの得点を見るのは、自分が得点するよりも良い気分だったよ。彼は先週から問題を抱えていて、どうすれば助けられるかを考えていたんだ。才能ある友人だし、不運やその他の理由で自らを責めていたのは残念だった。僕も同じような困難を経験しているので気持ちは分かる。今日の試合を経て、より強い一面を見せ、成長してくれるよう願っている」

　アンジェ・ポステコグルー監督が率いる新生トッテナムは、開幕戦で引き分けて以降、リーグ戦４連勝を達成した。大黒柱ハリー・ケインが退団したなか、韓国代表とブラジル代表の新たな黄金ホットラインが確立すれば、勢いはさらに加速するはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】あまりに劇的！トッテナムの大逆転勝利

「アジア人DFとして壁を破った」韓国代表キム・ミンジェは三笘薫やソン・フンミン級？ 海外メディアが指摘「ミトマもプレミアのスターに」

「正直Jのほうがレベルが高いと思った」鄭大世が増加する"欧州５大２部リーガー"を語る！「そこにいる意味はめちゃくちゃある」