「フェイエノールト戦での先発は必須だ」戦列復帰した旗手怜央、セルティック専門メディアが絶賛!「チームに欠けているものをロジャースに示した」

2023年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

60分から途中出場

公式戦4試合ぶりの出場となった旗手。(C)Getty Images

 怪我から復帰したセルティックの旗手怜央が現地メディアから高評価を得ている。

 現地時間9月16日に開催されたスコットランドリーグ第5節で、日本人5選手がプレーするセルティックはホームでダンディーFCと対戦した。

 ボールポゼッションで優位に立ったセルティックは、押し込む時間が続くものの、なかなか得点を奪えず、スコアレスで前半を終える。後半に入り、51分にデイビッド・ターンブルのPKでようやく先制点を奪ったが、良い流れを作れない。

 そんななか、嫌な雰囲気を一変させたのが負傷明けの旗手だった。60分から途中出場し、公式戦4試合ぶりの復帰を果たすと、その3分後には、カラム・マグレガーへパスを供給。主将のクロスに古橋亨梧が頭で合わせてゴールに関与した。

 日本代表MFの投入で攻撃にリズムが出たセルティックは、67分にも古橋の右からの折り返しをマット・オライリーがダイレクトで合わせて追加点を奪取。3-0で快勝を収めている。
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 セルティック専門メディア『The Celtic bhoys』は、チームの悪い流れを払拭した旗手を「フェイエノールト戦での先発は必須だ」とし、絶賛している。

「得点やアシストはなかったが、傑出したパフォーマンスを見せたのは旗手だった。セルティックはピッチ上に彼がいるとかなり良くなったように見え、彼はこのチームに欠けているものを(ブレンダン・)ロジャース監督に示した。

 ターンブルはシーズン序盤からかなり好調でゴールも決めたが、真ん中にいてもそれほどチームはスムーズでないように見える。しかし旗手がいると、その違いははっきりとしており、バランスは明らかに良くなった。フェイエノールトとのアウェーゲームで結果を出すためにはまさにそれが必要だ」

 負傷離脱もあり、ロジャース体制となった今シーズンは未だスタメン出場のない旗手。果たして19日のフェイエノールトとのチャンピオンズリーグ初戦で先発抜擢はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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