「冗談だろ?1月の話を聞くのか」クロップ監督がまだ続く“サラー質問”に呆れ。主将退団にも言及「ヘンドの耳と心には…」

2023年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あなたがまた傷口を広げるまで考えもしなかった」

握手をするクロップ監督とサラー。(C)Getty Images

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、9月16日に行なわれるウォルバーハンプトン戦を前に会見に出席。サウジアラビア移籍の噂で揺れたモハメド・サラーについて語った。英公共放送『BBC』が伝えている。

 リバプールの絶対エースは、メガマネーが手に入る中東行きに前向きとも報じられたが、具体的な動きはないままサウジアラビアの移籍市場が閉幕。イングランド残留になったとはいえ、それは今夏の話で、今冬の再アタックが有力視されている。

 クロップ監督はこの件を問われると、「冗談だろ?移籍市場を閉じた1週間後に、1月の移籍市場について聞くのか?」と不機嫌に。こう苦言を呈した。

「こんな質問は12月まで待てないかね。どうなるかはこれからだ。それまでは、今のところ心配はしていない。あなたがまた傷口を広げるまで、そんなことは考えもしなかった。心配はしていない」
【画像】現地サポに反響!リバプールDFが投稿した遠藤とのスマイル2ショット
 また、長らくリバプールでキャプテンを務めた後、クラブのレジェンドOBスティーブン・ジェラードが率いる、アル・イテファクへ移籍したジョーダン・ヘンダーソンにも言及。大功労者の退団の裏側を明かした。

「私たちは話し合いをした。ヘンドには残ってほしいと伝えたが、レギュラーとしてプレーできない可能性も話さなければならなかった。もしもについて話す必要があったんだ。ヘンドは素晴らしい選手だ。永遠に愛すだろうし、スーパーな男だが、プレーしていない時の彼は素晴らしくない。

 彼が先発すると思っていたのに、私がそうでないと言って衝突したくなかったから、話し合っておきたかったんだ。ヘンドの耳と心には、『彼は僕がここにいることを望んでいない』と聞こえたんだ。彼はもし『ヘンド、ここに残れ。お前が中盤の主軸になるんだ』などと伝えられていたら、残っていただろうと言っていたよ。それが真実だ」

 エースが残留した一方で、キャプテンは別の道へ進んだが、指揮官は「わだかまりなど少しもない」と言い、あくまでベストな選択だったと強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【森保ジャパン26選手の通信簿】ドイツ&トルコを相手に計8発と躍動。最高の"S評価"だった3人は...

戦車トミヤス!ドイツ戦での超絶パフォを英紙絶賛!アーセナルファンからは「彼をCBで使う必要がある」「奴は鋼鉄でできている」

「うまい。本当に素晴らしい選手」三笘薫、"目の色が変わった"ドイツ代表キミッヒとの激しいマッチアップに何を思った?「迫力を感じた」

次ページ【画像】リバプールDFが投稿した遠藤との2S

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事